ここに記載されている情報はすべて記事公開時点のものです。最新の情報は各スクールの公式サイトをご確認ください。
このページでは、ネイティブキャンプ、MeRISE英会話、ベストティーチャーについて、それぞれのレッスン回数無制限プラン・コースをさまざまな角度から徹底比較します。
まず、各スクールにおけるレッスン回数無制限の最安プラン・コースの基本事項を比較しましょう。
比較内容 |
ネイティブキャンプ | MeRISE英会話 | ベストティーチャー |
---|---|---|---|
プラン・コース | プレミアムプラン | オンラインプラン | 通常コース |
月額料金(税込) | 6,480円 | 11,000円※ | 12,000円 |
決済方法 | クレジットカード | クレジットカード、銀行振込 | クレジットカード、銀行振込 |
レッスン | 1回25分 マンツーマン |
1回50分 マンツーマン |
1回25分 マンツーマン |
受講可能時間帯 | 24時間 | (平祝日)6:00~23:00 (土日)10:00~19:00 |
24時間 |
対応デバイス | PC、スマホ、タブレット | PC、スマホ、タブレット | PC、スマホ、タブレット |
ネイティブ講師 | △別料金 | ×選択不可 | ○選択可 |
運営 | 株式会社ネイティブキャンプ | MeRISE株式会社 | 株式会社ベストティーチャー |
サービス開始 | 2015年6月 | 2016年4月 | 2012年5月 |
※初回のみ別途事務手数料5,500円。
ここから先は、各スクールごとの特色をじっくりと見ていきたいと思います。
気になる項目は下の目次をクリックすることでジャンプできます。
ネイティブキャンプ【プレミアムプラン】とは?
レッスンの流れ
1.事前準備(レッスンへの要望)
ネイティブキャンプでは、事前に講師に伝えたいレッスンの進め方や要望を登録することで、レッスン開始時に講師に要望を伝えることができます。
レッスン前に自己紹介をする/しない、文法や発音の誤りをどの程度指摘するか、といったことのほか、自由記述(英語)で講師へ要望を伝えることができます。
また、レッスン時間を25分より短い時間で指定することもできます。
2.講師を選択
国籍、性別、年齢のほか、「フリートークが得意」「こども対応可」などの項目で絞り込むことができます。
また、フリーワード検索を使い、各講師の自己紹介文や趣味・特技などに一致させて絞り込むこともできるので、同じ趣味を持つ人を選ぶことも可能です。
3.コース・教材を選択
自分の英語レベルに合ったコースや教材を指定することで、レッスンをよりスムーズに行えるようにします(指定なしも選べます)。
コースの一例としては、
・初心者コース
・日常英会話コース
・ビジネスコース
・発音コース
などがあります。
また、教材の一例としては、
・初めてのレッスン
・トピックトーク
・ビジネス英会話
・デイリーニュース
などがあります。
4.「今すぐレッスンへ進む」を選択
「今すぐレッスンを進む」というボタンが青く光っていればレッスンを始めることができます。
ボタンを押せばレッスン開始です。
評判の良いところ
破格の月額料金
ネイティブキャンプの特徴の1つはなんといっても格安の料金です。
入会金や手数料などはなく、ひと月6,480円ポッキリで英会話し放題というのは業界において唯一無二の安さです。
1日1回、31日間レッスンを受けると、1回あたりのレッスン料金は約209円となります。もちろん1日2回なら約104円、1日3回なら約69円と、利用回数が増えれば増えるほどお得になります。
とにかく英語で話したい人、たとえば旅行や留学、転勤などで海外に行く予定があるが、周囲に英語を話す相手がいないといった、切羽詰まった人に特にお勧めです。
ファミリープランでより安く
月額6,480円のプレミアムプランに入会している人の家族は、月額1,980円のファミリープランに加入するだけでネイティブキャンプのレッスンを受けることができます。
型にはまらないレッスン
レッスン開始前にレッスン時間を指定することができるので、5分でも10分でも、ちょっとしたスキマ時間での利用も可能です。
25分も話すことがないかも・・・という人も、最初のうちは短い時間で終わってしまっても大丈夫なので安心ですね。
学校や会社の休憩時間だったり、電車の待ち時間などを使うことも可能です。
1万人を超える講師数
ネイティブキャンプに在籍する講師については公式サイトの講師一覧ページから見ることができますが、そこにはなんと1万人以上の講師が出てきます。
そのため、いざ英会話をしようと思っても、空いている講師がおらずひたすら待機・・・なんてことにはなりません。
日本人講師も在籍しているため、日本語の話せない先生だと不安だな、という人でも安心して利用できます。
100ヵ国以上の英語
多種多様な英語に触れることができるという点もネイティブキャンプの魅力の1つです。
ネイティブキャンプに在籍する講師の国籍は100種類以上あり、もちろん非ネイティブの方が圧倒的多数を占めます。
世界の英語話者はすでにネイティブよりも非ネイティブのほうが多い※と報告されており、仕事などで英語を使う相手が常にアメリカ人やイギリス人とは限りません。
また、非ネイティブだからこそわかる気をつけたほうが良いところなどを教えてもらえたり、英語習得までの苦労を知っているからこそ心から励ましてくれたりと、特に英語初心者の方にとっては非ネイティブ講師のほうが利点が多いと言われています。
※出典:Global Business Speaks English
月1回のカウンセリング
日本人のカウンセラーと月1回無料で学習相談ができます(必須ではなく、必要だと思ったときに予約を取ります)。
現状の実力チェック、英語の勉強法、おすすめの講師情報、おすすめ教材についてなど、全般的な悩み相談が可能です。
同じ月で2回目以降は有料となります。
スピーキングトレーニング
無料で利用可能な教材はいろいろありますが、特におすすめなのがこの「スピーキングトレーニング」です。
英文の音読や、絵の状況説明問題、テーマへの自由回答などを英語で答えると、AIが即座に自動採点してくれます。
音声付きの模範解答とともに、自分の得意な発音と苦手な発音を教えてくれるので、弱点が明確になって学習が非常に捗ります。
また、月1回受けられるマンスリースピーキングテストでは語彙力・文法・流暢さ・発音を測定できるので、高得点を目指すためにトレーニングをするという良いサイクルが生まれます。
ネイティブキャンプが気になる人は
公式サイトを見る ➡
評判の良くないところ
講師の質
ネイティブキャンプの講師は数の多さが魅力ですが、裏を返せばそれだけいろいろな講師がいるということです。
当然、なんとなく苦手な話し方をする人、性格が全く合わないな、と感じてしまう人もいますし、数が多いからこそ、そういう人に連続して当たってしまうこともあるかもしれません。
また、TESOL※をはじめとして、英語教授法に関する資格はいろいろとありますが、ネイティブキャンプの講師採用条件にはこれらは含まれておらず、「18歳以上」で「英語教師としての経験あり」であれば応募可能なのです(他の条件はすべて通信関係)。
要するに講師は全員アルバイトなので、厳格な「先生」というイメージで見ない方がいいのかもしれません。「英語ができる話し相手」くらいの感覚でいくとガッカリすることは減るかもしれませんね(もちろん素晴らしい講師もたくさんいます)。
公式サイトでは講師の評価ランキングやレビューを見ることができますので、講師選びの参考にしましょう。
※TESOL(テソル/ティーソル)は Teaching English to Speakers of Other Languages の略語で、英語を母語としない人に英語を教える国際資格の一つ。
予約は有料
回数無制限でいつでも話せるのは「今すぐレッスン」という受講システムです。
これに対し、「何曜日の何時から◯◯先生とレッスンしたい」といった場合は「予約レッスン」となり、そのためには有料のコインを購入する必要があります。
基本的に、特定の講師とのレッスンを予定として組んでおきたい場合は料金が発生してしまうと考えてよいでしょう。
ただし、「予約無料」というボタンで選べる講師はその通り無料で予約することができますので、こちらを利用するのも良いでしょう。
ネイティブ講師は別料金
アメリカ人やイギリス人などのネイティブ講師とのレッスンを受けるには、有料のコインを購入して予約を取る必要があります。
英検対策も別料金
英検二次試験(面接)対策を受けるには、有料コインを購入し、対応可能な講師の予約を取る必要があります。
カランも別料金
カランメソッドを受講するには、有料のコインを購入し、対応可能な講師の予約を取る必要があります。
また、別途教材購入費が必要です。
ネイティブキャンプ【プレミアムプラン】はこんな人向け
- お金を気にせず1日中英語漬けになりたい!
- 1日5分でもいいから英語を使いたい!
- その時その時で好きなことを話したい!
- いろいろな国の人と話したい!
MeRISE英会話【オンラインプラン】とは?
※2019年4月より、START-UP ENGLISH(スタートアップイングリッシュ)から「MeRISE(ミライズ)英会話」に名称変更。
レッスンの流れ
1.英語レベルチェック
無料体験レッスンで講師に英語力を診断してもらい、おすすめのテキストとカリキュラムを作成してもらいます。
このときに学習目標を伝えることで、より精密なカリキュラムになります。
入会後でも、レッスン予約時に英語力診断を希望すれば、無料で診断テストを受けることができます。
2.レッスン予約
会員専用ページから時間と講師を指定します。
3.Zoomでオンラインレッスン
予約確認メールに記載されているZoomURLをクリックします。
授業内容は一人一人違います。
・決まったテキストの順序に沿って学習する
・前回出された課題を披露する
・「今日は◯◯について勉強したい」と提案する
などなど、生徒個々の事情に合わせた柔軟なレッスンとなっています。
評判の良いところ
講師は全員プロ
MeRISE英会話に講師として採用されるには「講師経験3年以上」かつ「TESOL※取得」が必要です。
つまり、数合わせに大量に集められるアルバイト講師ではなく、全員が英会話教授法をしっかり学んできた専門講師なのです。
アルバイト講師に見られがちなトラブルメーカー(生徒の発音や文法などを何も指摘せずひたすら褒めるだけの人、逆に言葉にトゲのあるツッコミばかりする人、声が小さすぎる人、早口すぎる人、自分の話ばかりして生徒に喋らせない人、外見に強い不快感のある人、ドタキャンする人などなど)は存在しませんので、安心して受講できます。
※TESOL(テソル、あるいはティーソル)は Teaching English to Speakers of Other Languages の略語で、英語を母語としない人に英語を教える国際資格の一つ。
レッスン1回50分
ほとんどのスクールがレッスン1回25分であるのに対して、MeRISE英会話は1回50分です。
50分を有効に使うことができれば、その効果は25分の2倍を優に超えていきます。
というのも、25分では「ようやく英語脳が働き始めてきた」というところで終わってしまうということがしばしば起こるからです。
口の筋肉がほぐれ、耳が英語に慣れ、「さあこれからだ」というところでレッスン終了・・・これでは全くの不完全燃焼です。
普段英語を使わない人ほどこうなりがちです。
50分レッスンならば、まずこのようなことはありません。本当の実力を存分に発揮し、完全燃焼することができます。
完全オーダーメイドカリキュラム
無料体験レッスンで「英語力診断」を受けた後に、カウンセラーとの無料相談にて英語学習の目標とそれを達成するために必要十分なカリキュラムを組んでもらうことができます。
英検やTOEICなどの資格試験対策でも、ビジネス会話でも、留学や旅行の準備でも、どんな目的であっても柔軟に対応してもらうことができます。
英語初心者にとって最高の環境
英語初心者の人にとって最も必要なのは、
- 優れた指導者
- 明確な目標
- 英語を使わざるを得ない環境
の3つです。
先述したとおりMeRISE英会話の講師は全員有資格者のプロですので、生徒は今何ができていないのか、どうすればできるようになるのかということを分析し、最も理解しやすい形で教えることができます。
そして、生徒一人一人の完全オーダーメイドカリキュラムがあることで、目標を見失うことなく学習を続けていくことができます。
ある程度話せるようになるまでは、自由に話せる環境よりも、決まった枠内で確実に使える言い回しを覚えていくことが重要です。そうすることで、次第に英語で応答できる状況が増え、自信へとつながっていくのです。
また、50分という長い時間英語のみを使い続けることにより、短期間のうちに英語脳が根付いてきます。目に見えて成長を実感することができるので、英語学習のモチベーションを維持できます。
要するに、英語初心者にとってMeRISE英会話は最高の環境だということです。
料金の安さ
MeRISE英会話は有資格プロ講師のレッスンが回数無制限で受けられるのです(上で述べたネイティブキャンプの破格の値段は講師がアルバイトだからこそ)。
月々11,000円※というのは、1日1回、31日間レッスンを受けるとすると、1回あたりの料金は約354円。1日2回で約177円、1日3回で約118円となります。
本気で英語漬けの日々を送るのであれば、質の高い講師との時間を過ごすほうが有意義でしょう。
※初回のみ別途事務手数料5,500円(税込)がかかります。
LINEで学習相談
MeRISE英会話入会時に登録するLINEアカウントで英語学習相談をすることができます。
勉強法での悩みを相談したり、おすすめ講師について質問をしたり、貴重な体験談を聞くことができたりと、英語トレーナーさんが親身になってアドバイスをくれます。
MeRISE英会話が気になる人は
公式サイトを見る ➡
評判の良くないところ
ネイティブ講師がいない
やはり、たとえ教えるプロであっても、講師が全員フィリピン人だという点が評判を下げる要因となっていることは否めません。
事実、ネイティブスピーカーと非ネイティブスピーカーでは、発音はもちろん、言葉選びの幅が大きく違います。
ネイティブが何気なく言う「こんな言い方もあるよ」という豆知識が好きな人は多いものです。
また、時事ネタや地元ネタなど、英語圏特有の事情についても、両者の知識の差は非常に激しいものがあります。
そういった部分を重視するかどうかで、MeRISE英会話というスクールの評価は大きく変わってくるでしょう。
ただし、上でも述べた通り、特に英語初心者は講師が「ネイティブであること」よりも「教え方を心得ていること」を重視すべきです。
このことは「日本人なら誰でも外国人に日本語を教えられるか」を考えてみれば明らかなはずです。
個人的には、経済的な面も含めて、フィリピン人講師なみの英語力を獲得してからネイティブに教わるほうが学習効率は高いと考えているので、ネイティブ講師不在というのはほとんどの日本人学習者にとってマイナス要素ではないと思っています。
もちろん「教え方を心得たネイティブ」であれば最高ですが、当然ながら料金はぐっと跳ね上がります。経済的に余裕がないと現実的でない選択肢でしょう。
とりあえず、盲目的に「ネイティブだから良い」という態度には異議を唱えておきます。
24時間制でない
MeRISE英会話のオンラインレッスン利用可能時間は以下のとおりです。
[平日・祝日]6:00~23:00
[土日]10:00~19:00
特に、土日の早朝と夜間が利用できない点には注意が必要です。
レッスン1回50分
英語に苦手意識のある人にとって50分は長すぎると感じられることが多いようです。
また、苦手意識はなくとも、50分というまとまった時間を確保しづらい(子育て中や自営業等で突発的な中断をせざるを得ない)事情を抱えた人にとっても、やや敷居を高くしてしまっています。
12月限定「英語学習応援!初期費用0円クリスマスキャンペーン」実施中
12月に無料体験レッスンを受けて新規入会すると事務手数料(税込み5,500円)が免除されます。
なお、10月からのプランリニューアルにより入会金3万円が0円になっているため、まさに正真正銘「初期費用0円」となっています。
MeRISE英会話はこんな人向け
- 昔から英語が苦手でどう勉強すればいいのかまったくわからない!
- 教えるのが上手な先生に習いたい!
- 自分の英語力にピッタリなカリキュラムやテキストを用意して欲しい!
- レッスンに使う時間を価値あるものにしたい!
- 12月は初期費用0円!
ベストティーチャー【通常コース】とは?
https://www.best-teacher-inc.com/
レッスンの流れ
1.レッスンを選択
ベストティーチャーのレッスンはテーマを選ぶところから始まります。
下にテーマの例を挙げます。
・自己紹介してみよう
・好きな本について話してみよう
・運転中に警察に止められたときの対応をしてみよう
・海外から来た上司を会場まで案内しよう
・自分の部署の説明をしてみよう
・タイムマシンがあったら、どの時代にいきたいか話してみよう
・Rの発音を練習してみよう
・間違いやすい数字を練習してみよう
趣味について話したり、困った状況のシミュレーションをしたり、入試や資格試験などでありがちなテーマを練習したり、発音練習に特化したりと、驚くほど幅広いテーマから選ぶことができます。
2.ライティングレッスン
テーマを決めたら、ライティングレッスンが始まります。
選んだテーマについての質問に答える形で、講師とテキストメッセージのやり取りをします。
最初にテーマに即した質問が書かれているので、これに返信するところがスタートです。
どう書けばいいか困ったときは、他の人が書いた英文を見て参考にすることもできます。
もちろん辞書なども自由に使ってかまわないので、多少の間違いは気にせず、思いついたことをどんどん書いていきましょう。
返信をすると講師からさらに質問が来るので、同じ要領で話を進めていきます。
最大5往復のやり取りが可能です。
3.添削を受け取る
最後の返信を送信すると、それまで書いた英文を講師が添削してくれます。
添削理由もきちんと説明されますが、その後のスピーキングレッスンでさらに詳しく尋ねることもできます。
誤りがなくても、より自然な表現や言い回しを教えてもらえます。
4.音声を聞いて発音練習
ライティングレッスンで使用した英文は、講師の文も含めて音声データとしてもらうことができます。
スピーキングレッスンの前に、使いたい表現をしっかりと練習することができます。
5.スピーキングレッスン
ライティングレッスンが終わると、スピーキングレッスンの予約を取ることが可能になります(ライティングレッスンを飛ばすことはできません)。
ベストティーチャーの英会話レッスンは25分間です。
お互いに簡単な自己紹介をした後は、ライティングレッスンで作成した英文を元に話を進めます。
添削の中で覚えた表現を実際に口に出す練習ができるほか、より内容を深く掘り下げていくことができるため、英語で会話をしている実感が強く得られます。
評判の良いところ
ライティング+スピーキング
ベストティーチャーの唯一無二の特徴はライティングレッスンとスピーキングレッスンがセットになっていることです。
これらのレッスンを回数無制限で受講できるというのは、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
特に日本人は教育制度上、読み書きはできるが聞く話すは苦手という人が圧倒的に多いでしょうから、いきなり英語で話し出すよりもハードルが低く感じられる人が多いのではないでしょうか。
また、大学入試や資格試験だけでなく、職場によってはメールなどで英語を書かなければならない場面も少なくないと思われます。
会話力だけでなく筆記力も同時に鍛えられるのは、それらの必要に迫られている人にとっては何よりの魅力と言えるでしょう。
話題に困らない会話レッスン
ベストティーチャーのスピーキングレッスンは、ライティングレッスンで作成した英文を元に行われます。
つまり、講師も生徒も、何を話そうかと頭を悩ませる必要はないのです。
しかも、ライティングレッスンで書くテーマは生徒自身が選べます。
自分の興味・関心の高いテーマに絞ってレッスンが受けられるので、決まったテキストに沿って進む授業と比較して、毎回のレッスンがとても魅力的に感じられるでしょう。
学べるテーマが良質で多彩
「レッスンの流れ」の項目でも書きましたが、レッスンのテーマは生徒自身が選びます。
テキストを使った学習の場合、どうしても関心の向かない話題について扱わなければならないことがありますが、ベストティーチャーのレッスンはすべて自分の興味のあるテーマだけを扱います。
予習効果で学習効率が非常に良い
テーマに沿った英文を完成させ、その添削や音声を使ってすっかり内容を頭に入れてからスピーキングに臨むということは、授業前に非常に丁寧な予習を行ったのと同じことです。
予習をしてから受ける授業というのは、大変効率が良いものです。
たった25分しかない限られたレッスンの中で、いちいち辞書を引いたり、何度も講師の言うことを聞き返したりしていてはなかなか話が進みませんし、あっという間に終了時間が来てしまいます。
あらかじめライティングで勉強していれば、そこで覚えた表現を使うことでスムーズな会話ができますし、そこからさらに話を広げていき、関連する知識をどんどん吸収していくことができます。
日本の学校ではまだあまり予習が重視されていないように感じますが、よく知られているように欧米の学校、特に大学は予習を大切にします。
本気で英語の底力を身に付けたいのであれば、ベストティーチャーのレッスンシステムほど理に適っているものはないと言えるでしょう。
ネイティブ講師も選べる
ベストティーチャーのレッスンは、追加料金なしでネイティブ講師を選択することが可能です。
公式サイトの講師一覧を見る限り、人数はそこまで多くないため常に予約が取れるとは限りませんが、格安でネイティブ講師とのレッスンが可能であることは大きな魅力の1つと言えるでしょう。
50ヵ国以上の英語
ネイティブキャンプには劣るものの、ベストティーチャーの講師の幅広い国籍も魅力の1つです。
中東の英語、アフリカの英語、南米の英語など、いろいろな英語が聞けることや、日本人にはあまりなじみのない国の人と話せるというだけでワクワクするという人にもお勧めです。
ベストティーチャーが気になる人は
公式サイトを見る ➡
評判の良くないところ
スピーキングまでが長い
常にライティング→スピーキングの順でレッスンが行われるため、思い立ったときにすぐに喋りたいという人にはライティングが面倒に感じられます。
また、ライティングの往復速度は混み具合や講師によって左右されるため、早ければ2~3分、遅ければ1時間以上となることもあります。
書く内容が短く簡潔であれば返信も早く来やすいですが、そうするとスピーキングレッスンの際に話す材料が少なくなってしまいます。
スピーキングへの意欲と同じかそれ以上にライティングへの意欲が強くないと、継続していくのは難しいかもしれません。
ライティングの壁
中学校くらいで英語に挫折してしまった人にとって、話す以上に書くことが苦手な人もいるでしょう。
そういう人にとっては、常にライティングが課されるベストティーチャーとの相性は著しく低いと言わざるを得ません。
講師の質
ネイティブキャンプ同様、ベストティーチャーの講師は全員アルバイトですので、いわゆる講師の「当たり外れ」が少なからずあります。
講師採用条件を見る限り、TESOL※等の資格を課しておらず、大学生やフルタイムで働いていてもOKとなっています。
ただしもちろん、評価の高い講師も決して少なくはありません。
公式サイトで講師一人一人の紹介文や自己アピールを見ることができますので、講師選びの参考にしましょう。
※TESOL(テソル、あるいはティーソル)は Teaching English to Speakers of Other Languages の略語で、英語を母語としない人に英語を教える国際資格の一つ。
資格試験対策は別料金
ベストティーチャーで資格試験対策を受ける場合は月額16,500円(税込)のコースを契約する必要があります。
通常コースでは日常英会話とビジネス英会話を中心としたレッスンのみの提供です。
ベストティーチャー【通常コース】はこんな人向け
- 英語が話せて書けるようになりたい!
- 時間をかければ書けるけど話すのは全然ダメ!
- 自分の興味あることを深く話したい!
- 格安でネイティブ講師の指導を受けたい!
まとめ
ここまで、ネイティブキャンプ、MeRISE英会話、ベストティーチャーについて、それぞれのレッスン回数無制限最安プラン・コースの長所と短所を見てきました。
改めて、それぞれのスクールが合う人、合わない人についてまとめます。
◯:おすすめ
△:まあまあ
×:ダメかも
条件 | NC | MR | BT |
---|---|---|---|
なるべく出費を抑えたい | ◯ | △ | △ |
とにかくたくさん話したい | ◯ | △ | × |
いろんな国の人と話したい | ◯ | × | △ |
上手な先生に教わりたい | △ | ◯ | △ |
英語は中学時代から苦手 | △ | ◯ | × |
今の実力を正確に知りたい | × | ◯ | △ |
ネイティブの先生がいい | △ | × | ◯ |
得意な話題を増やしたい | △ | △ | ◯ |
会話力も作文力も鍛えたい | × | × | ◯ |
※NC: ネイティブキャンプ
※MR: MeRISE英会話
※BT: ベストティーチャー
コメント