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【共通テスト直前対策】共テ1ヵ月前に絶対にやるべき勉強法とは?【保存版】

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さて、そろそろラストスパートをかける時期に差し掛かっています。

国公立受験の人は、暗記分野(主に理科・社会)の勉強を中心に、詰め込み+演習の形をする時期ですね。

この記事では、そうした暗記系の学習について、最も効率の良い方法をこっそりお伝えしようと思います。

まだまだ20点アップ、30点アップは狙えます。

最近の模試の成績が悪かった人も決して諦めず、絶対に第一志望を勝ち取りましょう!

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用意するもの

教科書・用語集等

知らない用語などを調べるためのものです。学校のもので十分だと思いますが、使い慣れたものであれば何でもかまいません(ただし、あまり古いものは避けましょう)。

直近10回分の過去問

10回分という量にそこまで深い意味はありませんが、それなりの情報量が集まるキリの良い数字ということで推奨しています。

英国数に比べ、理科・社会は時間とともに情報が大きく変化していく性質がありますので、あまり古いものは避け、なるべく新しい年代の問題が多く掲載されているものを選びましょう。

本試験・追試験で直近5年ずつがベストですが、最近は最新年度の追試験が掲載されないことが多いため、本試験6年分、追試験4年分でもかまいません。

共通テストだけで足りなければセンター試験の過去問も含めてください。

センター模試系の問題集

理科基礎科目など、新課程への移行などで過去問が10回分に満たない科目や、時間的に余裕があり、より多くの資料が欲しい科目の勉強用として、あくまで補助的に使います。過去問をやらずにこちらをやるというのはお勧めしません。

問題・解説ともにクセの少ない河合出版のマーク式総合問題集がお勧めですが、やや難易度の高い内容を求める人は駿台文庫のセンター試験実戦問題集を利用しましょう。

代ゼミZ会東進なども同趣旨の問題集を出していますが、問題の難易度や要求する知識などの点で安定感を求めるならば、河合か駿台で間違いないと思います。

あと1ヵ月でやるべきこと

以上を資料として、やるべきことはたった1つだけです。

自分にとって重要度の高い用語や公式だけを集めたオリジナル用語集を作ろう、ということです。

市販の用語集や単語帳などは、せっかく買っても最初の数ページで脱落してしまう人が多いものです。テスト前にぼんやり眺めていても、何も頭に入らないこともよくあるでしょう。

なぜならそれは他人が作ったものだからです。

実は、用語集で本当に勉強できるのは、読む人ではなく作る人なのです。

読んだだけの人はすぐ忘れますが、作った人はそう簡単には忘れません。

なぜでしょうか。

それは、情報をまとめる作業には反復と整理がつきものだからです。

人は繰り返し見聞きすればするほど記憶に残りやすくなります。また、情報は簡潔なものよりも、さまざまに関連付けされた複雑なもののほうが思い出しやすくなります。

用語集を作る過程こそ、人間が最も情報を強く記憶し、かつ長期間維持できる方法なのです。

では、具体的にすべきことを解説していきます。

正解の選択肢だけを集める

共通テストは選択肢から正解を選ぶ形式ですね。

作問者の意図を考えれば、これらの選択肢はどれも、受験生ならば知っているべきものとして選ばれているのは間違いないでしょう。

※模試などでは、主催者にもよりますが、知らなくても困らないような知識が紛れ込んでいることがたまにあります。その点で、共通テスト・センター試験の問題はすべて学習範囲内の選択肢であり、学習に向くと言われる理由の一つです。

したがって選択肢の用語はどれも重要なのは間違いありませんが、やはりその中でも正解の選択肢は別格と言っていいでしょう。

「この科目を勉強してきたならコレを知らないわけないよね?」と作問者に言われているようなものです。

あと1ヵ月という時間的制約を考えて、少しでも効率良く暗記学習を進めるためにも、まずは正解の選択肢をひたすら集めましょう。

そして、最低でも5回分、できれば10回分の正解の選択肢を集めましょう。すると、同じ知識が問われている場合が意外と多いことに気が付くと思います。

この登場回数を記録しましょう。

そうすることでより優先すべき知識がはっきりしてきます。

※選択肢がある程度長い文の場合は、その中からキーワードを拾ってまとめましょう。

この作業はノートに手書きでもできますが、環境が許すならパソコンで表計算ソフト(エクセルなど)を利用すると良いでしょう。

個数を数える手間もかからず、キーワードの並べ替えや検索機能が非常に便利ですし、インターネット上の画像をコピペすれば写真や図などのビジュアル問題にも対応できます。

※ネット上の画像などは、個人で利用する場合は著作権を気にする必要はありません。

こうして集めた正解の選択肢はまさに宝の山です。

知らないもの・曖昧なものをなくす

次にやるべきことは、正解の選択肢の中の知っているもの・知らないもの・曖昧なものを区別することです。

好きな色のペンなどを使い、3種類のどれに当てはまるか考えて整理していきましょう。

そして知らないもの→曖昧なものの順で、その選択肢の意味などを教科書や用語集などで徹底的に調べましょう。

ここでは絶対に妥協せず、インターネットなども駆使し、必要十分な知識をまとめていきましょう。

※ノートに手書きの場合は、選択肢を集計するノートと調べたことを書き込むノートは別にしましょう。調べたことを書き込むノート=自分専用の用語集となります。

ちなみに、正解の選択肢を全部集め終わってからでないと調べてはいけない、とは言いません。気になったらその場で調べたほうが記憶に残りやすいので、どんどん調べましょう。

※ただし、1問目からいきなり念入りに調べ始めてしまうと、時間がなくなってより優先すべき知識に手が回らないということにもなりかねませんので、あまり深入りしない程度にとどめ、あくまでも選択肢の収集を優先するようにしてください。

余裕があれば不正解の選択肢も集めよう

正解の選択肢だけでも相当な量があり、それだけでも得点率60%を切らない程度には知識が身につくと思いますが、安定して70%以上を取りたいなら不正解の選択肢も同様の作業をすることをお勧めします。

やってみるとわかりますが、正解の選択肢についての知識がしっかり身についていれば、不正解の選択肢の半分程度はどこが間違っているかわかるはずですので、思ったほど時間はかからないと思います。

なので、不正解の選択肢は全部を集める必要はなく、怪しいものだけを集めていけばいいのです。あるいは、解説ページなどを読んで、「正解ではないがこれも重要」などと書かれている選択肢だけを拾うというのも一つの手です。

パック模試で最後の仕上げ

せっかく集めた知識も使わないと意味がありませんので、パック模試と呼ばれる、共通テストの全科目の予想問題が詰まった問題集で最後の仕上げをしましょう。

河合、駿台、Z会のものが毎年市販されていますので、最低1つはやっておきたいところです。

できれば、共通テスト本番の1週間前の土日で、本番と同一スケジュールで解くことをおすすめします。

※学校専用販売のパックもあります。

ちなみにパック模試は各社の威信をかけた予想問題合戦でもあり、暗記系科目は何かしら的中する可能性がありますので、しっかりと復習をしておき、本番に出ることを期待するのもいいでしょう。

英語・国語・数学への応用

この記事のメインターゲットとなる科目は暗記系である理科・社会でしたが、英語や古文は単語、数学も公式など、暗記に頼る部分も決して少なくありません。

この3科目の中の暗記事項に苦労している人は、上記の方法を当てはめてみるとうまくいくかもしれません。

大事なのは最後まで諦めないことです。

この記事で少しでも多くの人が最後の1ヵ月を有意義に過ごしてもらえたらと思います。

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