得点調整についての一般的な話はこちら↓です。
同志社大学は得点調整を行うか
はい、行います。
2019年度入学試験要項に次のように記載されています。
両日程・全学部において、選択科目間の得点調整を実施する予定です。計算式は次のとおりです。なお、理工学部情報システムデザイン学科(全学部日程(文系))については得点調整を行いません。
公表されている計算式は次の通りです。150点満点の場合はA、200点満点の場合はBを使用します。
A.(素点-平均点)÷標準偏差×15+選択科目全ての平均点
B.A×200÷150
標準偏差は大学が公表しない限りわかりませんが、適当な数値を入れておおまかなイメージをつかんでおくといいでしょう。
若干の違いはありますが関西大学の得点調整の記事や、早稲田大学の得点調整(成績標準化)などを読むと分かりやすいかもしれません。
標準偏差とは?
細かいことは置いておいて、知っておきたい知識は68%95%ルールだけです。
とても簡単です。
たとえば、100点満点のテストで、平均点が60点だったとします。
このとき、標準偏差が「10」だったら、どういう意味でしょうか?
これは、50~70点を取った人が約68%いて、40~80点を取った人が約95%いる、ということなのです。
標準偏差とは、点数の散らばり具合を表す数字です。
全員の点数の真ん中である平均点の周辺にどれだけの人がいるか、ということを表すのが標準偏差です。
標準偏差X点と言われたら、平均点±X点以内に約68%の人がいるということを表し、平均点±2X点以内に約95%の人がいることを表します。
つまり、標準偏差が0だったら全員同じ点数(散らばっていない)ということですし、100点満点のテストならば、標準偏差20を超えるとかなり大きいというイメージが持てますよね。
では、確認問題です。
2018年度のセンター試験の英語(筆記)の結果は、平均点が123.75/200点、標準偏差が41.20でした。
約68%の人は何点~何点の間にいるでしょうか?
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