ポケモンの英語名は2つ以上の単語の組み合わせに由来することが多いので、1匹の名前を覚えれば2つ以上の単語が覚えられます。
暗記はイメージが大切です。ポケモンの姿を思い浮かべればすぐに意味が思い出せるという点もかなり重要です。
ポケモンの英語名の発音については Pokédex 3D Pro というNintendo 3DSのソフトで公式の音声(北米英語)が聞けるため、それを元にして発音記号とカタカナで示しています。
では見ていきましょう。
図鑑#001~050
Bulbasaur /bʌ́lbəsɔ̀ːr/
- 発音は「バルバソー」に近い。
- bulb「球根」と dinosaur「恐竜」の組み合わせ。
※bulbは「電球」の意味もある(light bulb)。
Ivysaur /áivisɔ̀ːr/
- 発音は「アイヴィソー」に近い。
- ivy「蔦(つた)」と dinosaur「恐竜」の組み合わせ。
Venusaur /víːnəsɔ̀ːr/
- 発音は「ヴィーナソー」に近い。
- venus flytrap「ハエトリグサ」と dinosaur「恐竜」の組み合わせ。
Charmander /ʧɑ́ːrmændər/
- 発音は「チャーマンダー」に近い。
- char「黒焦げにする」と salamander「火の中に住むことができる伝説上の生き物(サラマンダー、火トカゲ)」の組み合わせ。
※salamanderは一般的には「サンショウウオ」を指す。さまざまな単語でGoogle等の画像検索を利用するとイメージが膨らみやすいのでオススメ。
Charmeleon /ʧɑːrmíːlən/
- 発音は「チャーミーリヤン」に近い。
- char「黒焦げにする」と chameleon「カメレオン」の組み合わせ。
Charizard /ʧɑ́ːrizɑ̀ːrd/
- 発音は「チャリザード」に近い。
- char「黒焦げにする」と lizard「トカゲ」の組み合わせ。
Squirtle /skwə́ːrtl/
- 発音は「スクワートウ」に近い。
- squirt「噴射する」と turtle「ウミガメ」の組み合わせ。
Wartortle /wɔ́ːrtɔːrtl/
- 発音は「ウォートートウ」に近い。
- war「戦争」と tortoise「リクガメ」と turtle「ウミガメ」の組み合わせ。
※一般的・総称的な意味で「カメ」を表すのは turtle。
Blastoise /blǽstɔis/
- 発音は「ブラストイス」に近い。
- blast「突風;爆風」と tortoise「リクガメ」の組み合わせ。
Caterpie /kǽtərpi/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- caterpillar「イモムシ」と接尾辞 -ie の組み合わせ。
※接尾辞 -ie または -y は、通常の名詞を幼児語や愛称に変える働きをする(dog → doggy、bird → birdie、dad → daddy、Jim → Jimmie、John → Johnny など)。
Metapod /métəpɑ̀d/
- 発音は「メタポッド」に近い。
- metamorphosis「変態」と pod「(エンドウ豆などの)さや」の組み合わせ。
Butterfree /bʌ́tərfrìː/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- butterfly「チョウ」と free「自由な」の組み合わせ。
※進化によって空を自由に飛び回れることを示唆していると思われる。
Weedle /wíːdl/
- 発音は「ウィードウ」に近い。
- worm「(ミミズ、ヒル、ウジなどの)脚を持たず、細長く柔らかい虫」と needle「針」の組み合わせ。
Kakuna /kəkúːnə/
- 発音は「カクーナ」に近い。
- cocoon「繭(まゆ)」をもじったもの。
Beedrill /bíːdrɪl/
- 発音は「ビードゥリウ」に近い。
- bee「ハチ」と drill「ドリル」の組み合わせ。
Pidgey /pídʒi/
- 発音は「ピッジー」に近い。
- pigeon「ハト」と接尾辞 -y の組み合わせ。
※接尾辞 -y についてはキャタピ-(#010)の項を参照のこと。
Pidgeotto /pìʤióutou/
- 発音は「ピジヨトウ」に近い。
- pigeon「ハト」と diciotto「18」の組み合わせ。
※diciottoはイタリア語。ポッポからレベル18で進化することにちなんでいる。
Pidgeot /pídʒiɑ̀t/
- 発音は「ピジヨット」に近い。
- pigeon「ハト」と jet「ジェット」の組み合わせ。
Rattata /rətɑ́ːtə/
- 発音は「ラタータ」に近い。
- rat「ネズミ」と attack「攻撃」の組み合わせ。
Raticate /rǽtikèit/
- 発音は「ラティケイト」に近い。
- rat「ネズミ」と eradicate「全滅させる」の組み合わせ。
※前歯の攻撃を特徴とするため、masticate「噛む」(chew「噛む」のフォーマルな表現)も由来の一つかもしれない。
Spearow /spíərou/
- 発音は「スピーロウ」に近い。
- spear「槍(やり)」と sparrow「スズメ」の組み合わせ。
Fearow /fíərou/
- 発音は「フィーロウ」に近い。
- fear「恐怖」と sparrow「スズメ」の組み合わせ。
Ekans /ékənz/
- 発音は「エクンズ」に近い。
- snake「ヘビ」のつづりを逆さまにしたもの。
Arbok /ɑ́ːrbɑ̀k/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- cobra「コブラ」のつづりを逆さまにしたもの。
Raichu /ráiʧùː/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- 英語には由来しない。
sandshrew /sǽndʃrùː/
- 発音は「サンドシュルー」に近い(「ド」の音はかなり短め)。
- sand「砂」と shrew「トガリネズミ」の組み合わせ。
Sandslash /sǽndslæ̀ʃ/
- 発音は「サンドスラッシュ」に近い(「ド」の音はかなり短め)。
- sand「砂」と slash「(刃物や爪などで)ズバッと切る」の組み合わせ。
Nidoran ♀ /nìːdourǽn fíːmeil/
- 発音は「ニードラン フィーメイオ」に近い(「ラ」にアクセント)。
- needle「針」に由来する。
Nidorina /nìːdouríːnə/
- 発音は「ニードリーナ」に近い。
- needle「針」と女性接尾辞 -a の組み合わせ。
※名詞の語尾で性別を表す法則はイタリア語やスペイン語などによく見られる。男性は -o、女性は -a で終わる。わかりやすい例としてはMario(マリオ)とMaria(マリア)、Claudio(クラウディオ)とClaudia(クラウディア)など。
Nidoqueen /níːdoukwìːn/
- 発音は「ニードクウィン」に近い。
- needle「針」と queen「女王」の組み合わせ。
Nidoran ♂ /nìːdourǽn méil/
- 発音は「ニードラン メイオ」に近い(「ラ」にアクセント)。
- needle「針」に由来する。
Nidorino /nìːdouríːnou/
- 発音は「ニードリーノゥ」に近い。
- needle「針」と男性接尾辞 -o の組み合わせ。
※男性接尾辞についてはニドリーナ(#030)の項を参照のこと。
Nidoking /níːdoukìŋ/
- 発音は「ニドキン」に近い。
- needle「針」と king「王」の組み合わせ。
Clefairy /kləféəri/
- 発音は「クロフェーリー」に近い。
- clef「音部記号」と fairy「妖精」の組み合わせ。
※clefはフランス語の音楽用語で、ト音記号(G clef)、ヘ音記号(C clef)、ハ音記号(F clef)を表す。髪型のことを指しているのだろう。
Clefable /kləféibl/
- 発音は「クロフェイボウ」に近い。
- clef「音部記号」と fable「物語、寓話」の組み合わせ。
※clefについてはピッピ(#035)の項を参照のこと。
Vulpix /vʌ́lpiks/
- 発音は「ヴォルピックス」に近い。
- vulpes「キツネ」と six「6」の組み合わせ。
※vulpesはラテン語である。sixは尾の数を表す。日本名のロコンも「6とコン(キツネの鳴き声)」に由来する。
Ninetales /náinteilz/
- 発音は「ナインテイオズ」に近い。
- nine「9」と tale「物語」の組み合わせ。
※「九尾の狐」という日本の伝説に登場する架空の妖怪をイメージさせるため、本来はtail「尾」とするところをあえて同音のtale「物語」に置き換えている。
Jigglypuff /ʤíglipʌ̀f/
- 発音は「ジグリーパフ」に近い。
- jiggly「(ゼリーなどが)ぷるぷる揺れる」と puff「膨らます」の組み合わせ。
Wigglytuff /wíglitʌ̀f/
- 発音は「ウィグリータフ」に近い。
- wiggly「(波を打つように)ゆらゆら揺れる」と tuff「凝灰石」の組み合わせ?
※tuffは「凝灰岩」という岩石を意味するが、ここではおそらく同音のtough「弾力があって丈夫な」をもじったものと思われる。進化前の Jigglypuff とつづりを揃えたかったのだろう。
Zubat /zúːbæ̀t/
- 発音は「ズーバット」に近い。
- bat「コウモリ」に由来する。
※「快傑ズバット」という日本のテレビキャラクターに由来するともいわれているが、定かではない。単に「ズバッ」という音とコウモリの「バット」を掛けただけの可能性もある。
Golbat /ɡɑ́lbæ̀t/
- 発音は「ゴウバット」に近い。
- bat「コウモリ」に由来する。
※「ゴル」を gold「金」とみなし、「黄金バット」という日本のテレビキャラクターに由来するともいわれているが、定かではない。ゴルダック(#055)とともに、単に「ゴル」を強そうなイメージの接頭辞として使っている可能性もある。
Oddish /ɑ́ːdiʃ/
- 発音は「オーディッシュ」に近い。
- oddish は「何とも奇妙な」という意味をもつ実在の単語。
- odd「奇妙な」と radish「ラディッシュ;ハツカダイコン」の組み合わせ。
Gloom /ɡlúːm/
- 発音は「グルーム」に近い。
- gloom は「憂鬱」という意味をもつ実在の単語。
- 発音の近い bloom「(観葉植物の)花」も由来の一つだろう。
Vileplume /váilpluːm/
- 発音は「ヴァイオプルーム」に近い。
- vile「ひどく不快な」と plume「ふさふさした柔らかな羽根」の組み合わせ。
Paras /pǽrəs/
- 発音は「パレス」に近い。
- parasite「寄生する;寄生生物」を短縮したもの。
Parasect /pǽrəsèkt/
- 発音は「パ」にアクセントを置いて「パラセクト」。
- parasite「寄生する;寄生生物」と insect「昆虫」の組み合わせ。
Venonat /vénounæ̀t/
- 発音は「ヴェノナット」に近い。
- venom「毒;毒液」と gnat「(カやハエなどの)小さな飛ぶ虫」の組み合わせ。
※gnat の g は発音しない。
Venomoth /vénoumɔ̀ːθ/
- 発音は「ヴェノモス」に近い。
- venom「毒;毒液」と moth「蛾(が)」の組み合わせ。
Diglett /díɡlət/
- 発音は「ディグリット」に近い。
- dig「掘る」と接尾辞 -let の組み合わせ。
※接尾辞 -let は「小さい」という意味を付加する。例としては、book → booklet「小冊子」や pig → piglet「子豚」などがある。
図鑑#051~100
Dugtrio /dʌɡtríou/
- 発音は「ダグトゥリオウ」に近い。
- dug「掘った」と trio「三人組」の組み合わせ。
※digは不規則動詞(dig – dug – dug)。
Meowth /miáuθ/
- 発音は「ミャオス」に近い。
- meow「ニャオ(猫の鳴き声)」に由来する。
※日本名「ニャース」はポケットモンスターの生みの親である田尻智(たじりさとし)氏の飼い猫の名前。
Persian /pə́ːrʒən/
- 発音は「パージェン」に近い。
- Persian cat「ペルシャ猫」に由来する。
※由来は同じだが、日本名の「ペルシアン」とは発音がかなり異なるので注意。実在する単語なので正しく覚えておこう。
Psyduck /sáidʌ̀k/
- 発音は「サイダック」に近い。
- psychic「精神の;霊的な」と duck「アヒル;カモ」の組み合わせ。
※日本語では「アヒル」と「カモ」は全く別の鳥だが、英語ではどちらもduckと呼ぶことができる。
Golduck /ɡɑ́ldʌ̀k/
- 発音は「ゴウダック」に近い。
- gold「金」と duck「アヒル;カモ」の組み合わせ?
※エスパー使いのジムリーダーナツメからもらえるのがゴールドバッジなので、金はエスパーの象徴なのかもしれない(ただし、ゴルダック本人はエスパータイプではないが)。ゴルバット(#042)の項目も参照のこと。
Mankey /mǽŋki/
- 発音は「マンキー」に近い。
- monkey「猿」に由来する。
※発音が同一の manky「汚らしい」という単語があるが、これはおそらく無関係だと思われる。むしろcranky「怒りっぽい;気難しい」を組み合わせたと考えるほうが納得がいく(定かではない)。
Primeape /práimeip/
- 発音は「プライメイプ」に近い。
- prime「第一の;主要な」と ape「類人猿」の組み合わせ。
- 発音の近い primate「霊長類」も由来の一つだろう。
※monkeyとapeはいずれも「サル」を指すが、apeは悪意や狡猾さが強くイメージされる。
Growlithe /ɡráuliθ/
- 発音は「グラウリス」に近い。
- growl「(動物が)うなる」と lithe「しなやかな」の組み合わせ。
※どちらも発音注意。growl「グラウル」、lithe「ライズ」と読む(ただしlitheの発音は「リス」に変化している)。
Arcanine /ɑ́ːrkənàin/
- 発音は「アーケナイン」に近い。
- arcane「神秘的な」と canine「イヌ科の動物」の組み合わせ。
※arcaneは、より詳しくは「限られた者しか知らない;特別な知識を持つ者にしかわからない」といった意味。ポケモン図鑑での説明に「中国(または東洋)に伝わる伝説のポケモン」とあることを示唆しているのだろう。
Poliwag /pɑ́liwæ̀ɡ/
- 発音は「ポリワーグ」に近い。
- polliwog「オタマジャクシ」と wag「(尾など)を振る」の組み合わせ。
※オタマジャクシはtadpoleともいう(どちらかといえばtadpoleのほうがメジャーで、polliwogは辞書に掲載されていない場合もある)。
Poliwhirl /pɑ́liwə̀ːl/
- 発音は「ポリワーウ」に近い。
- polliwog「オタマジャクシ」と whirl「渦巻き;ぐるぐる回る」の組み合わせ。
※お腹の模様を指している。
Poliwrath /pɑ́liræ̀θ/
- 発音は「ポリラス」に近い。
- polliwog「オタマジャクシ」と wrath「激しい怒り」の組み合わせ。
※ポケモン図鑑の説明では「怒り」に関する記述は見られない。おそらく進化前の名前に付いているwag、whirlと頭文字を揃えるために、wで始まる強そうなイメージの単語を選んだのだろう。
Abra /ǽbrə/
- 発音は「アーブラ」に近い。
- abrakadabra「アブラカダブラ」に由来する。
※主に手品師や奇術師が唱える呪文として、特に西洋諸国で古くから用いられているが、この言葉自体の語源は解明されていない。
Kadabra /kədǽbrə/
- 発音は「カダーブラ」に近い。
- abrakadabra「アブラカダブラ」に由来する。
Alakazam /æ̀ləkəzǽm/
- 発音は「アラカザーム」に近い。
- alakazam「アラカザーム」に由来する。
※アブラカダブラと同じく、古くからマジック・ショーなどで用いられているが、語源は不明。
Machop /məʧɑ́p/
- 発音は「マチョープ」に近い。
- macho「男らしさを誇示する」と chop「チョップ;叩き切る」の組み合わせ。
※machoはスペイン語から輸入された単語。近頃は「男らしい」「女らしい」という言い方は性差別(いわゆるジェンダー問題)に結びつきかねないため、日常的な使用は控えた方がいいかもしれない。
Machoke /məʧóuk/
- 発音は「マチョウク」に近い。
- macho「男らしさを誇示する」と choke「窒息させる」の組み合わせ。
※プロレスの首絞め技を連想する。英語では主にchokeholdと呼ばれる。
Machamp /məʧǽmp/
- 発音は「マチャンプ」に近い。
- macho「男らしさを誇示する」と champ「優勝者」の組み合わせ。
※champはもちろんchampionの短縮形。machoと組み合わせる単語の頭文字を見事にchで統一している。これはニョロモ(#060)の系統と同じ工夫である。
Bellsprout /bélspraut/
- 発音は「ベオスプラウト」に近い。
- bell「ベル」と sprout「新芽;若芽」の組み合わせ。
※bellは顔部分の形状を表していると思われる。
Weepinbell /wíːpinbèl/
- 発音は「ウィーピンベオ」に近い。
- weep「(植物が)しだれる」のing形と bell「ベル」の組み合わせ。
※weepは不規則動詞(weep – wept – wept)。人間に対して用いる場合は「涙を流して泣く;嘆き悲しむ」という意味。
Victreebel /víktribèl/
- 発音は「ヴィクトゥリベオ」に近い。
- victory「勝利」と tree「木」と bell「ベル」の組み合わせ。
※ウツボットだけ英語名のbellがbelとなっているのは、初代ポケモンにおけるポケモン名の最大文字数が10文字だったため。
Tentacool /téntəkùːl/
- 発音は「テンタクーオ」に近い。
- tentacle「触手」と cool「涼しい;カッコイイ」の組み合わせ。
Tentacruel /téntəkrùːəl/
- 発音は「テンタクルウォ」に近い。
- tentacle「触手」と cruel「残酷な」の組み合わせ。
Geodude /dʒíːoudùːd/
- 発音は「ジオドゥード」に近い。
- 接頭辞 geo- と dude「ヤツ;野郎」の組み合わせ。
※接頭辞geo-は「地面の;地球の」といった意味をもち、geography「地理学」やgeology「地質学」などの語を形成する。dudeは基本的に男性のことを指す代名詞として使われるスラング。
Graveler /ɡrǽvlər/
- 発音は「グラヴェラー」に近い。
- gravel「砂利」と接尾辞 -er の組み合わせ。
※接尾辞 -er は基本的に動詞に付けて「~するもの」を意味する。しかし、gravelは名詞なので、発音の似た動詞grovel「地面を這って進む」も由来に含まれているかもしれない。
Golem /ɡóuləm/
- 発音は「ゴウレム」に近い。
- golem「ゴーレム」に由来する。
※ゴーレムといえばドラクエが有名だろうが、元はユダヤ伝説に登場する生きた土人形のこと。
Ponyta /póunitə/
- 発音は「ポニター」に近い。
- pony「小型の馬」と bonita「かわいい;美しい」の組み合わせ。
※bonitaはスペイン語。
Rapidash /rǽpidæ̀ʃ/
- 発音は「ラピダーシュ」に近い。
- rapid「速い」と dash「突進する」の組み合わせ。
※ほのおタイプであることから、ash「灰」の意味も含まれているかもしれない。
Slowpoke /slóupouk/
- 発音は「スロウポウク」に近い。
- slowpoke「のろま」に由来する。
※モンスターボールをPOKÉ BALL(あるいはpokeball)というように、英語ではポケモンのことをpoké(ポケ)と呼ぶことがあるので、slowpokeは「のろいポケモン」という意味にも取れる。
Slowbro /slóubrou/
- 発音は「スロウブロウ」に近い。
- slowpoke「のろま」と bro「兄弟」の組み合わせ。
※broはbrotherの短縮形。しっぽに噛みついているシェルダーのことを指しているのだろうか。
Magnemite /mǽɡnəmàit/
- 発音は「マグネマイト」に近い。
- magnet「磁石」と mite「非常に小さい生物;子供」の組み合わせ。
※miteには「ダニ」の意味もあるが、それくらい小さい生き物を指す。ただし、ポケモン図鑑によると、たかさ0.3mおもさ6.0kgとのことなので、意外と大きい。
Magneton /mǽɡnətɑ̀ːn/
- 発音は「マグネトン」に近い。
- magneton「磁子」に由来する。
※物理学の専門用語。
Farfetch’d /fɑ́ːrfeʧt/
- 発音は「ファーフェッチト」に近い。
- far-fetched「こじつけの」をもじったもの。
※名前にアポストロフィー( ‘ )を含むポケモンはFarfetch’dのみ。当然ながら元の単語far-fetchedのeを変えたものである。
※far-fetchedはfar「遠い」とfetched「取って来られた」を組み合わせた語で、「理論や例えのつながりに無理がある」といった意味を表す形容詞として用いられる。日本名(カモネギ)の元である「カモがネギを背負って来る」を指すものと思われる。
Doduo /doudúːou/
- 発音は「ドドゥオウ」に近い。
- dodo「ドードー」と duo「二人組」の組み合わせ。
※ドードーは飛べない鳥の一種で、すでに地球上から絶滅している。
Dodrio /doudríou/
- 発音は「ドウドゥリオウ」に近い。
- dodo「ドードー」と trio「三人組」の組み合わせ。
Seel /síːl/
- 発音は「スィーオ」に近い。
- seal「アザラシ」をもじったもの。
Dewgong /dúːɡɑːŋ/
- 発音は「デュゴン」に近い。
- dew「露(つゆ);雫(しずく)」とdugong「ジュゴン」の組み合わせ。
※つづりは異なるが、dugongも発音は同じ。
Grimer /ɡráimər/
- 発音は「グライマー」に近い。
- grime「汚れ」と接尾辞 -er の組み合わせ。
※grimeはa lot of dirtを意味する。dirtは「ほこりや泥などのしみ」といった意味なので、それらが山のように積もったものがgrimeである。
Muk /mʌ́k/
- 発音は「マック」に近い。
- muck「汚泥;汚物」をもじったもの。
※muckは「ベトベトする汚いもの」といった意味で、泥の他に糞や堆肥(たいひ)なども表す。
Shellder /ʃéldər/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- shell「貝」と shelter「避難所;仮の住処」の組み合わせ。
Cloyster /klɔ́istər/
- 発音は「クロイスター」に近い。
- cloister「引き籠らせる」と oyster「牡蠣(かき)」の組み合わせ。
※動詞のcloisterは通例受動態で用いられる。
Gastly /ɡɑ́ːstli/
- 発音は「ガーストリー」に近い。
- gas「気体;ガス」と ghastly「ひどく恐ろしい;ぞっとするような」の組み合わせ。
Haunter /hɔ́ːntər/
- 発音は「ホーンター」に近い。
- haunt「(幽霊などが)とりつく」と hunter「狩人;ハンター」の組み合わせ。
※a haunted house「お化け屋敷」
Gengar /ɡéŋɡɑ̀ːr/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- Doppelgänger「ドッペルゲンガー」を短縮したもの。
※ドッペルゲンガーはドイツ語で「同一人物が複数存在する現象」を指す。
Onix /ɑ́niks/
- 発音は「オニクス」に近い。
- onyx「縞瑪瑙(シマメノウ);オニキス」をもじったもの。
Drowzee /dráuzi/
- 発音は「ドゥラウズィー」に近い。
- drowsy「眠い;うとうとしている」をもじったもの。
※sがzになっているのは、眠っている状態を表す(zzz…)文字がzなので、それを連想させるため。
Hypno /hípnou/
- 発音は「ヒプノウ」に近い。
- hypnosis「催眠術」を短縮したもの。
Krabby /krǽbi/
- 発音は「クラビー」に近い。
- crab「カニ」と接尾辞 -y の組み合わせ。
※接尾辞 -y についてはキャタピ-(#010)の項を参照のこと。
※crabby「気難しい;へそ曲がりの」という単語も由来の一つかもしれない。
Kingler /kíŋlər/
- 発音は「キングラー」に近い。
- king crab「タラバガニ」と fiddler crab「シオマネキ」の組み合わせ。
Voltorb /vóultɔːrb/
- 発音は「ヴォルトーブ」に近い。
- volt「ボルト(電圧の単位)」と orb「球;球体」の組み合わせ。
図鑑#101~151
Electrode /iléktroud/
- 発音は「イレクトロウド」に近い。
- electric「電気の」と explode「爆発する」の組み合わせ。
※実在の単語electrode「電極」と同じつづりだが、関係性は不明。
Exeggcute /égzəɡkjùːt/
- 発音は「エグゼキュート」に近い。
- egg「卵」と execute「(任務などを)遂行する」の組み合わせ。
※その形状から、cute「かわいい」の意味も含むかもしれない。なお、executeの発音/éksəkjùːt/は濁らない(「エクセキュート」に近い)ので注意。
Exeggutor /eɡzéɡjuːtɔ̀ːr/
- 発音は「エグゼギュトー」に近い。
- egg「卵」と executor「(任務などの)遂行者」の組み合わせ。
※executorは映画スター・ウォーズに登場する最強の戦艦の名前でもある。
Cubone /kjúːboun/
- 発音は「キューボウン」に近い。
- cub「(動物の)子」と bone「骨」の組み合わせ。
※cubの発音/kúb/は「カブ」に近いので注意。
Marowak /mǽrouwæ̀k/
- 発音は「マロワック」に近い。
- marrow「(骨の)髄;主要部」と whack「強打する」の組み合わせ。
※進化前と後でbone → marrowとなっているのは、bone marrow「骨髄」からのつながりだろうか。
Hitmonlee /hítmənlìː/
- 発音は「ヒトモンリー」に近い。
- hitman「殺し屋」と Bruce Lee「ブルース・リー」の組み合わせ。
※hitmanのmanは「人間」なので、pokémonのmonに変更している。ブルース・リーは世界的に有名な映画俳優の名前(サワムラーがキックボクサー沢村忠に由来するため、英語名も人名からとっている)。
Hitmonchan /hítmənʧæ̀n/
- 発音は「ヒトモンチャン」に近い。
- hitman「殺し屋」と Jackie Chan「ジャッキー・チェン」の組み合わせ。
※ジャッキー・チェンも世界的に有名な映画俳優である(エビワラーも海老原博幸というボクサーの名前に由来するため)。
Lickitung /líkitʌ̀ŋ/
- 発音は「リキタン」に近い。
- lick「なめる」と tongue「舌」の組み合わせ。
※tongueのつづりをtungに変えたのは名前の文字数制限(10文字)のためだろうか。
※なお、tung(またはtung oil)は「桐油(とうゆ)」という粘性の高い油を意味するので、ベトベトしたイメージを与える意図もあるのかもしれない。
Koffing /kɔ́ːfiŋ/
- 発音は「コーフィン」に近い。
- cough「咳をする;ゴホゴホいう」のing形をもじったもの。
Weezing /wíːziŋ/
- 発音は「ウィーズィン」に近い。
- wheeze「ゼイゼイいう」のing形をもじったもの。
Rhyhorn /ráihɔːrn/
- 発音は「ライホーン」に近い。
- rhinoceros「サイ」と horn「角(つの)」の組み合わせ。
※rhinocerosは短縮してrhynoとも呼ばれる。
Rhydon /ráidɑːn/
- 発音は「ライドン」に近い。
- rhinoceros「サイ」と don「(スラングで)マフィアのリーダー」の組み合わせ。
※本来のdonはスペイン語またはポルトガル語で、尊称や敬称を表す語。
Chansey /ʧǽnsi/
- 発音は「チャンスィー」に近い。
- chancey「不確実な;危険を伴う」をもじったもの。
※捕獲難易度や出現場所の危険性などを暗示しているのだろう。
Tangela /tǽŋɡələ/
- 発音は「タンゲラー」に近い。
- tangle「からまる;もつれる」をもじったもの。
※語尾のaは女性接尾辞ではなく日本語の音に合わせたものと思われる。女性接尾辞についてはニドリーナ(#.030)を参照のこと。
kangaskhan /kǽŋɡəskɑ̀ːn/
- 発音は「カンゲスカーン」に近い。
- kangaroo「カンガルー」と Genghis Khan「チンギス・カン」の組み合わせ。
※khanはアジアや中東地域における統治者の尊称。日本名のガルーラが「カンガルー」と「ルーラー」(ruler:支配者)の組み合わせと言われているため、英語でも支配者をイメージさせる語としてkhanを使用したのだろう(なぜrulerを使わなかったのか、むしろなぜガルーラをそのまま採用しなかったのかは不明)。
Horsea /hɔ́ːrsi/
- 発音は「ホースィー」に近い。
- seahorse「タツノオトシゴ」をもじったもの。
※horsie「(幼児語の)馬;お馬さん」またはhors(e)y「馬のような」と発音は同じ。
Seadra /síːdrə/
- 発音は「スィードラ」に近い。
- sea dragon「シードラゴン」を短縮したもの。
※シードラゴンはタツノオトシゴに似た生物で、オーストラリア周辺に生息する。
Goldeen /ɡouldíːn/
- 発音は「ゴウディーン」に近い。
- goldfish「金魚」と queen「女王」の組み合わせ。
Seaking /síːkiŋ/
- 発音は「スィーキン」に近い。
- sea「海」と king「王」の組み合わせ。
Staryu /stɑ́ːrjuː/
- 発音は「スターユー」に近い。
- starfish「ヒトデ」と you「あなた」の組み合わせ。
※進化後のstarmieの「ミー」と掛けている。
Starmie /stɑ́ːrmi/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- starfish「ヒトデ」と me「私」の組み合わせ。
※日本名の由来は定かではないが、ポケモン図鑑では「なぞのポケモン」として分類されていることから、謎を意味するmysteryの文字を並べ替えてstermyyとしたのではないかと考えられている。
Mr. Mime /mìstərmáim/
- 発音は「ミスターマイム」に近い。
- Mr. + mime「パントマイムをする(者)」。
※Mr. をつけることで「人間みたいな姿をした」というイメージを持たせているのだろう。
Scyther /sáiθər/
- 発音は「サイザー」に近い。
- scythe「大鎌;草刈り鎌」と接尾辞 -er の組み合わせ。
Jynx /ʤíŋks/
- 発音は「ジンクス」に近い。
- jinx「不運(をもたらす);縁起の悪いもの」をもじったもの。
※日本名はルージュ(rouge「口紅」)とフラ(hula「踊り;フラダンス」)の組み合わせ。
Electabuzz /iléktəbʌ̀z/
- 発音は「イレクタバズ」に近い。
- electric「電気の」と buzz「ブンブンいう音」の組み合わせ。
※buzzは日本名の「ブー」に相当する部分で、蜂(はち)の羽音や機械の駆動音を表す擬音。
Magmar /mǽɡmɑ̀ːr/
- 発音は「マグマー」に近い。
- magma「溶岩;マグマ」に由来する。
※語尾にrを付けたのは日本名のブーバーに合わせて長音にするためだろうが、もしかしたらmar「傷つける;台無しにする」という語を意図したのかもしれない。
Pinsir /pínsər/
- 発音は「ピンサー」に近い。
- pincer「(カニなどの)はさみ;ペンチ」をもじったもの。
※日本名はギリシャ語 κοριός「虫」(英語ではbugに相当)に由来するらしい。ただし発音は「コイロス」のほうが近いか。
Tauros /tɔ́ːrous/
- 発音は「トロス」に近い。
- taurus「牡牛座」をもじったもの。
※taurusはもともとはラテン語で「雄牛」を意味する。
Magikarp /mǽʤikɑ̀ːrp/
- 発音は「マジカープ」に近い。
- magic「魔法」と carp「コイ」の組み合わせ。
Gyarados /ɡǽrədous/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- 英語には由来しない。
※そもそも日本名の「ギャラドス」も語感の勢いだけで由来はないと当時の開発メンバーの一人である杉森建氏がtwitterで発言している。
Lapras /lǽprəs/
- 発音は「ラプリス」に近い。
- 英語には由来しない。
※「座席」を意味するフランス語 la place に由来するというのが有力とみられる(人々を背中に乗せて運ぶ描写から)。フランスの有名な学者ピエール=シモン・ラプラス(Pierre-Simon Laplace)の名前に由来するという説もあるが、ポケモンとの共通項は不明である。
Ditto /dítou/
- 発音は「ディトウ」に近い。
- ditto「同上;同前」に由来する。
※相手のポケモンそっくりに変身するという特徴を表す。ちなみに、「同じ」を意味する「〃」は ditto mark と呼ばれる。
※日本名の由来は metamorphosis「変身」だが、これはトランセル(#011)の英語名 Metapod に使用されている。
Eevee /íːvi/
- 発音は「イーヴィー」に近い。
- evolution「進化」の最初の2文字。
※日本名の由来も同じ。
Vaporeon /veipɔ́ːriɑ̀ːn/
- 発音は「ヴェイポリオン」に近い。
- vapor「蒸気」と eon「悠久;永劫」の組み合わせ。
※eon(aeonとも)は「累代(るいだい)」という学術用語でもある。「累代」とは地質学上の年代区分を表す用語の中で最長のものであり、およそ5~20億年に相当する。イーブイは進化を象徴するポケモンであることから、生物の進化に要する気が遠くなるほどの長い時間をその名前にこめたのだろう。深い。
Jolteon /ʤóultiɑ̀ːn/
- 発音は「ジョウティオン」に近い。
- jolt「突然の衝撃」と eon「悠久;永劫」の組み合わせ。
※eonについてはシャワーズ(#134)の項もあわせて参照のこと。
Flareon /fléəriɑ̀ːn/
- 発音は「フレリオン」に近い。
- flare「炎」と eon「悠久;永劫」の組み合わせ。
※eonについてはシャワーズ(#134)の項もあわせて参照のこと。
Porygon /pɔ́ːriɡɑ̀ːn/
- 発音は日本語とだいたい同じ。
- polygon「多角形」をもじったもの。
Omanyte /ɑ́mənɑ̀it/
- 発音は「オマナイト」に近い。
- ammonite「アンモナイト」をもじったもの。
※日本名はオウムガイも由来の一つと思われるが、これは英語でnautilus(「ノーティラス」に近い音)なので、英語名には無関係といえるだろう。
Omastar /ɑ́məstɑ̀ːr/
- 発音は「オマスター」に近い。
- ammonite「アンモナイト」と star「星」の組み合わせ。
Kabuto /kəbúːtou/
- 発音は「カブートウ」に近い。
- 英語には由来しない。
※日本名の由来はカブトガニ。
Kabutops /kɑ́ːbuːtɑ̀ːps/
- 発音は「カブトープス」に近い。
- kabuto「カブト(#140のポケモン)」と接尾辞 -ops の組み合わせ。
※接尾辞のopsはギリシャ語で「顔」の意味。恐竜の名前などに用いられている(トリケラトプスなど)。
Aerodactyl /èəroudǽktil/
- 発音は「エロダクティウ」に近い。
- aero「空気;航空」と pterodactyl「翼竜」の組み合わせ。
※pterodactylの発音/tèroudǽktil/は「テロダクティウ」に近く、最初のpは発音されないことに注意。
Snorlax /snɔ́ːrlæks/
- 発音は「スノーラックス」に近い。
- snore「いびきをかく」と lax「締まりのない;だらけた」の組み合わせ。
※日本名の由来は開発メンバーの一人である西野弘二氏のあだ名だという。
Articuno /ɑ̀ːrtikúːnou/
- 発音は「アーティクーノウ」に近い。
- arctic「北極の」と uno「1」の組み合わせ。
※unoはスペイン語。
Zapdos /zǽpdous/
- 発音は「ザプドス」に近い。
- zap「バシッ;ビュッ(擬音)」と dos「2」の組み合わせ。
※zapは突然の衝撃や素早い移動を表す擬音語だが、「テレビのリモコンを押してチャンネルを切り替える」といった意味もある(一瞬で場面が切り替わることから)。
※dosはスペイン語。
Moltres /móultreis/
- 発音は「モウトゥレイス」に近い。
- molten「熱で溶けた」と tres「3」の組み合わせ。
※moltenは本来は動詞 melt「溶かす」の過去分詞だが、現在では molten iron「溶鉄」や molten rock「溶岩」などのように名詞の前に置く形容詞として用いられる。
※tresはスペイン語。
Dratini /drətíːni//sáiθər/
- 発音は「ドゥラティーニー」に近い。
- dragon「竜」と tiny「とても小さい」の組み合わせ。
※由来となった tiny の発音/táini/は「タイニー」なので注意。teeny-tiny「ちっちゃい」という幼児語があるので、このteenyの発音にも由来していると思われる。
Dragonair /drǽɡənèər/
- 発音は「ドゥラグネア」に近い。
- dragon「竜」と air「空気;雰囲気」の組み合わせ。
※ポケモン図鑑の説明によると、「全身にオーラをまとう」「天気を変える力を持つ」とされているので、aura「オーラ;(特別な)雰囲気」と意味が近く、天気とも関連のある air が選ばれたのだろう。
Dragonite /drǽɡənàit/
- 発音は「ドゥラグナイト」に近い。
- dragon「竜」と knight「騎士」の組み合わせ?
※日本名やポケモン図鑑の説明からは「海」にちなむポケモンだと思われるが、英語名にはその名残はないようである。
※一文字違いで draconite「ドラコナイト」と呼ばれる架空の宝石があるが、関係性は不明。
Mewtwo /mjùːtúː/
- 発音は「ミュートゥー」に近い。
- mew「ミュウ(#151のポケモン)」と two「2」の組み合わせ。
覚えた後は、見る・聞く・遊ぶ!
英語版でプレイするには?
せっかく英語名を覚えても、実際のゲームでは日本語しか見られないんじゃつまらない。
そう思うかもしれませんが、初代バージョンを英語でプレイするには、北米版Nintendo 3DS本体が必要です。
日本国内ではAmazonなどで販売されているものを購入するか、個人輸入代行サービスを経由して購入するなどの手段が考えられますが、いずれにしても日本版の2倍以上の出費となることが多いので、入手は困難といえます。
ちなみに、3DSのオメガルビー・アルファサファイア、及びニンテンドースイッチの作品はすべて英語版でプレイすることが可能です(ただし、一度英語で始めると途中で変更することができません)。
ゲーム実況を楽しむ
しかし、自分でプレイすることはできなくても、いわゆる「ゲーム実況」と呼ばれる動画を英語で楽しむことはできます。
ぜひYoutubeでPokemonを検索してみてください。
たとえば、下のプレイヤーはキャラクターのセリフを読み上げてくれますので、リスニングに不安のある人も意味を理解しやすいです。
また、Youtubeは字幕を表示させることが可能なので、プレイヤーのフリートークでさえも文字で読むことができます(自動生成なので間違いはありますが、英語の精度は高いです)。
実際のところ、普通の日本人が初見のゲームを英語版でプレイしても、わからない単語や表現、文法などにぶつかり、内容が理解できなくてつまらなくなってしまうことが多いのです。
英語学習は継続が最も大切であり、そのためには楽しむことがほぼ不可欠です。
まずは日本語版を普通に楽しみ、内容をよく理解した上で英語版のプレイ実況を見る、というのが私がおすすめする学習方法です。
これはポケモン以外のゲームでも同じですから、日本版と英語版の両方が存在するゲームで好きなものがあれば、積極的に英語の実況動画を探してみてはいかがでしょうか。
『逆転裁判』をご存知の方はこちらの記事もご参照ください。
懐かしの赤・緑をプレイするには?
ニンテンドー3DSがあれば、有料ダウンロードをする形でプレイできます(英語でのプレイはできません)。
コメント