登場人物紹介を英語で読もう(4)
前回はこちら↓
前回まででドラえもん、のび太、しずかちゃんについては英語で説明できますね。
残るは後2人。
今回はこの人です。
Suneo Honekawa (骨川スネ夫)
Suneo is snobbish about his family’s wealth.
He is a good talker and knows how to get along in the world, but he is insecure about his height.
Clever with his hands, he tries out various hobbies such as drawing and building models.
英文詳細解説
Suneo is snobbish about his family’s wealth.
【直訳】
スネ夫は彼の家族の裕福さを鼻にかけている。
【解説】
ここは単語を2つ覚えればOKです。
snobbish (形容詞)
「鼻にかけている、自慢している、上流階級気取りの」
behaving in the way that shows you think you are better than other people because you are from a higher social class or know more than they do
「自分が上流階級であるとか、ものをよく知っているなどの理由で、自分の方が他の人々よりも優れていると思っていることを表すような態度をとっている」
wealth (名詞)
「富、財産;裕福(さ)」
a large amount of money, property etc that a person or country owns
「個人または国が所有する多額の金銭や財産、資産等」
He is a good talker and knows how to get along in the world,
【直訳】
彼は話し上手で世の中を上手く渡る方法を知っている
【解説】
重要表現を3つ覚えましょう。
good talker (名詞句)
「話し上手な人」
get along in the world (熟語)
「世の中を上手く渡る」
get along (熟語)
「(人間関係などを)上手にやっていく」
if two or more people get along, they have a friendly relationship
「もし2人以上の人がget alongするなら、彼らは友好的な関係を持っている」
how toV (不定詞)
「Vする方法」
※「どのようにVすべきか」とも訳せる。
but he is insecure about his height.
【直訳】
しかし、彼は彼の身長にまったく自信がない。
【解説】
単語を2つ覚えましょう。
insecure (about ~) (形容詞)
「(~に)まったく自信がない」
not feeling at all confident about yourself, your abilities, or your relationships with people
「自分自身、能力、人間関係などについてまったく自信を持っていない」
height (名詞)
「身長、背の高さ」
※発音注意。[haɪt](ハイト)と読む。
how tall someone or something is
「人または物がどれくらいの背の高さがあるか」
Clever with his hands,
【直訳】
手先が器用なので、
【解説】
分詞構文の一種です。次の項目で確認しましょう。
分詞構文とは
分詞構文とは、次のような文のことです。
Walking in the grass, he was bitten by a snake.
「草むらを歩いていると、彼はヘビにかまれた。」
文頭がVingで始まり、コンマでいったん区切れ、その後に文が続く形をしていますね。
これが分詞構文の基本形です。
分詞構文の作り方
前半部分を普通の文にします。
Walking in the grass,
↓
He was walking in the grass.
簡単ですね。He wasがつけば普通の文になります。
ちなみに、このHe wasは後ろの文(主節)から来たものです。
基本的な分詞構文の主語と時制は全体を通して同一なので、分詞構文から普通の文を作る場合、主語と時制は後ろの文(主節)と同じにします。
では、次のような文はどうでしょう。
Tired from work, she went to bed early.
「仕事で疲れていたので、彼女は早く寝た。」
前半部分を普通の文にするとこうなります。
Tired from work,
↓
She was tired from work.
これも、She wasがつけば普通の文です。
では、スネ夫の紹介文に戻りましょう。
Clever with his hands,
「手先が器用なので、」
これを普通の文にしましょう。
もう簡単ですよね。
Clever with his hands,
↓
He is clever with his hands.
このとおり、He isをつければ普通の文です。
分詞構文の読み方
最後に、分詞構文の読み方を簡単にまとめておきます。次の文を見てください。
Singing loudly, he went into the bathroom.
「大声で歌いながら、彼はトイレに入った。」
Seeing her, the dog started barking.
「彼女を見ると、その犬は吠え始めた。」
Born in Japan, he speaks Japanese.
「日本生まれなので、彼は日本語を話す。」
このように、ほとんどの分詞構文は「~しながら」「~すると」「~なので」のどれかがあてはまります。
どれが良いかは前後の流れで自然と分かるものですが、上の例文3や今回の”Clever with ~”など、文頭がVingでない分詞構文は「~なので」と読むことが多いようです。
分詞構文については以上です。
最後に単語の意味を確認しましょう。
clever (with ~) (形容詞)
「(~を)扱うのが上手い」
skillful at doing a particular thing
「ある特定のことを行う技量が高い」例1:
Bill’s very clever with his hands.
「ビルは手先がとても器用だ。」例2:
his clever ball control
「彼の巧みなボールさばき」例3:
He was clever at finding bargains
「彼はお買い得品を見つけるのが得意だった。」
he tries out various hobbies such as drawing and building models.
【直訳】
彼は絵画やプラモデル作りなどのさまざまな趣味を練習する。
【解説】
少し長いですが、次の2つの重要表現を知っておけば大丈夫です。
try out (熟語)
「(上手くなるために)練習する」
to practice a skill in order to improve it
「技術を練習して改善すること」
such as ~ (形容詞句)
「(たとえば)~などの」
used when giving an example of something
「何らかの例を挙げるときに用いられる」例1:
Cartoon characters such as Mickey Mouse and Snoopy are still popular.
「ミッキーマウスやスヌーピーなどの漫画のキャラクターたちは今でも人気がある。」例2:
large electrical goods such as television sets and washing machines
「テレビや洗濯機などの大型電気製品」例3:
‘There are lots of useful things you could do.’ ‘Such as?’
「人の役に立つことで、あなたにもできることはたくさんあります。」「たとえば?」
「たとえば」と言いたいときに、for exampleだけでなくsuch asも知っておきましょう。
まとめと復習
この記事の中に出てきた知識のまとめと復習です。
説明を思い出しながらクリックしましょう。
単語・熟語
文法事項
今回の記事は以上です。
次回に続きます↓
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