上智大学は得点調整を行うか
はい、行います。
公式サイトFAQの中に次のような記述があります。
Q.選択科目によって、有利不利はあるのでしょうか?
A.科目の選択の違いで有利不利が生じないような採点処理を行っています。例えば、一般選抜 TEAPスコア利用型の選択科目(例:地理歴史)で「日本史B」、「世界史B」それぞれの難易度を絶対的に比較することは不可能なことです。したがって、本学では、どちらの科目を選んでも相対的に評価できる方法として、「偏差値法」を採用しています。
偏差値法とは、異なる科目間の試験結果に表れる固有の得点分布を標準化し、同じ条件で比較する方法ですが、志願者が必ず受験しなければならない指定科目についても同様に、偏差値法により標準化し選択科目の偏差値と合計して総合得点を算出しています。この方法により、科目選択による有利不利をなくし、公平に受験生の学力を判定していますので、自分にとって得意な科目を選択することが最良の方法です。
ただし、一般選抜 学部学科試験・共通テスト併用型や共通テスト利用型における、大学入学共通テストの各科目の得点については、偏差値法は適用せず、素点を合否判定に利用します(学科が設定する配点に応じた得点換算は行います)。
また、2021年度一般入学試験要項の中にも次のような記述が見られます。
Ⅱ.試験
1.選抜方法
①TEAPスコア利用型、②学部学科試験・共通テスト併用型については、出願書類、第1次試験および第2次試験(該当学科の第1次試験の合格者のみ受験)により総合判定を行います。第1次試験の得点は標準化を行います。Ⅲ.合格発表
3.不合格者に対する得点の開示
不合格者(注)に対し、第1次試験の得点を開示します。開示する内容は、科目別の得点(学部学科によっては偏差値法によって標準化された得点)、合計得点です。
(注)神学部総合人間科学部心理学科・看護学科については、①TEAPスコア利用型 ②学部学科試験・共通テスト併用型の第1次試験の不合格者のみ。
なお、得点調整の具体的な計算方法については公表されていないため不明ですが、次の計算式が参考になるとされていますのでご紹介します。
(自分の得点-平均点)×満点÷100+満点の半分
あくまでも参考としてご利用ください。
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