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2019年度センター英語(筆記)の解答・解説・和訳
第2問A
問1 ②behind
キャシーは空港行きのバスが明らかに遅れているので心配になってきた。
“behind schedule”「予定が遅れている」は重要熟語。
問2 ③no
もし急いでいるなら、ダブルクイックタクシーを呼ぶといいよ。いつもすぐに来るからね。
“in no time”「すぐに」は重要熟語。
問3 ①almost
もう少しで高価なガラスの花瓶を落としそうになったので、ジェームズは店のものには何も触らないことにした。
“almost”と動詞を組み合わせると「もう少しで~するところ」を意味する。
問4 ②running
我々はすぐにその書類に変更を加えるべきだ。もうすぐ時間切れになろうとしているのだから。
“run out of O”「Oを使い果たす」は重要熟語。
問5 ④meet
新しいプロジェクトについて、全員の要求を満たすことは不可能だ。
“meet”と“demand”で「要求を満たす」。
問6 ③otherwise
キャンプ旅行にあなたが必要とする物全部の一覧を書きなさい。そうしないと何か買い忘れるかもしれないよ。
“otherwise”「さもないと」は重要単語。
問7 ③means
メールは個人間でのコミュニケーションの一般的な手段となった。
“means”「手段」は基本単語。
問8 ②A: shocked B: surprising
ただただ驚くばかりのその映画の結末を見て、私は衝撃を受けた。
“shock”「衝撃を与える」、“surprise”「(人を)驚かす」の能動・受動の区別。「私」は「衝撃を与えられた」ので受動態(過去分詞)、「結末」は「(人を)驚かす」ので能動態(現在分詞)。
問9 ④A: There B: avoiding
この高速道路が休日に交通量を増すのは避けようがない。
“There is no Ving”「(誰にも)Vできない」は重要否定表現。
問10 ④A: to describe B: accurately
その警察官は目撃者にできるだけ正確に状況を説明するように頼んだ。
“ask O toV”「VするようOに頼む」は重要語法。動詞“describe”「説明する、描写する」を修飾するのは副詞の“accurately”「正確に」であり、形容詞“accurate”「正確な」ではない。
第2問B
問1 ⑥②④③⑤①
(wonder how much it will cost)
ユキオ:新しい入室IDシステムが来月から導入されるって聞いたか?
ルーカス:本当に?それ必要か?今のシステムと取り換えるのにどれだけコストがかかるんだろうか。
“It will cost O toV”「VするのにO(費用)がかかるだろう」という形をもとに関節疑問文を作る。この場合”how much”は動詞“cost”の目的語(O)だが、疑問詞なのでセットで文頭に移動する。
問2 ①⑥④③②⑤
(for the rest of my stay)
デイビッド:イングランドへの旅行の計画はどんな感じ?
サキ:最初の数日間はロンドンで過ごして、その後はケンブリッジで残りを過ごすつもりよ。
“rest”は「休憩」と「残り」の2つの意味を持つ名詞で、“the rest of O”「Oの残り」は重要表現。また“stay”は動詞と名詞の用法があり、ここでは名詞「滞在期間」の意味で使われている。
問3 ①②⑤④⑥③
(be difficult to make yourself heard)
ジュンコ:私たちが昨日の夜に行ったパーティーはとても騒がしかったね。ずっと大声で話していたから今もまだのどが痛いの。
ロナルド:うん。ああいう人の多い場所ではときどき相手に自分の声が届かなくなることがあるね。
形式主語(仮主語)の”it”を利用した“It can sometimes be difficult toV”「ときどきVすることが難しくなることがありうる」という文を作り、不定詞に“make oneself heard”「相手に自分の声を届かせる」を当てはめる。いずれも基本表現。
第2問C
問1 ⑥
(it can’t be helped that there are fewer people while)
博物館のガイド:今月は入館者数が落ち込みましたね。
博物館の警備員:たぶん2階の工事が原因でしょうね。
博物館のガイド:ええ、あそこの「エジプトの宝」の展示はいつもたくさんの人が見に来ましたからね。
博物館の警備員だから、一番人気の場所が閉鎖している間は人が減るのも仕方ないですね。
“it can’t be helped that SV”「SVは仕方ない」は重要表現。この場合の“help”は「避ける」の意で、”it”は形式主語(that節が真主語)。 “fewer”か“more”かは内容理解度を問うている。“during”(前置詞)と”while”(接続詞)の違いはよく問われるが、後に文が続くので接続詞を選ぶ。
問2 ②
(I was barely able to catch the last train.)
マサ:ゆうべの野球の試合は今シーズン最長だったらしいね。君はそこにいたんだよね?
アリス:そうなのよ。球場で生で見るのは大盛り上がりだったのよ。
マサ:終わったときはすごい遅かったんじゃない?どうやって家まで帰ったの?
アリス:うん、本当に遅くなった。あやうく終電を逃すところだったからね。混んでたけど、たくさんのファンと一緒に電車に乗るのも楽しかったよ。
“barely”「かろうじて」、“seldom”「めったに~ない」はどちらも重要単語。頻度を表す“seldom”はここでは意味が通らない。“barely”とmiss”の組み合わせでは「かろうじて逃すことができた」となり意味不明になる。 “a taxi”か”the last train”かは後を読めばわかる。
問3 ③
(I’m afraid the meeting will have to be put off until next week.)
テツヤ:今日ジョンを見なかったな。
ブレント:病気で数日休むって聞いたよ。
テツヤ:それは気の毒に。あいつ今日この後の会議の責任者じゃなかったか?
ブレント:そうだよ。残念ながら来週まで延期せざるを得ないだろうね。あいつがいないと、あの話題で何を話せばいいかわからないからね。
“I’m afraid of O”も“I’m afraid (that) SV“も「残念ながら~」とこれから先のことを悪く予想するときの表現。2つ目の選択肢は(A)(B)とも文(SV)なので、”that”を省略したthat節が続くと考える。“be hled”「催される」と“be put off”「延期される」は内容理解。“next week”と”this evening”も内容理解。
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